新NOBUNOBU写真談

1枚の写真からの四方山話

ハテナ?が解消

20170627-01.jpg
#001


ラリック美術館の保存客車について、

さらに調べが進んだので、備忘録を兼ねて、記事に。


冒頭のパチリは、

同車の側面中央窓下の「ワゴンリー」の紋章。


やはりこの車は、立派なワゴンリーの車なのだ。


さてさて、それでは側面のプルマン表記は?なのだけれども、

どうやら、

欧州では、この車のような「サロンカー」のことを、「プルマンカー」と呼ぶらしい。

紛らわしいけれども、まぁ、確かに豪華な客車の代名詞みたいに言われているから、

さもありなん。


それで、側面に車種の種別表記として「プルマン」と記されているみたい。


日本風に言えば、寝台とか荷物とか、そんな表記か。


前々回の記事のパチリでは読みにくいけれども、

プルマンの直後には、"1ERE CLASSE”と、フランス語で1等車と記してあるから、

通して、1等サロンカーと書いてあるんですな。


なんてことはない、車種表記だった。


そんな訳で、なんでオリエント急行がプルマン?なんて疑問から、

色々調べが始まったのだけれども、


結局、自身の浅学が、身に染みる結果でありました。


いやいや、趣味は楽し。




■#001
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  1. 2017/06/27(火) 00:43:41|
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ハテナ?の続き

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#001

昨日記事の続きで、

車内のパチリ。


昨日は、食堂車と記したけれども、

この車には調理場が無いので、

正確にはサロンカーになるみたい。


実際は、隣接する車から食事を運ぶ形で、食堂車として機能していた。


さてさて、それで、

昨日の疑問だけれども、


この車は、やはり、

元々はオリエント急行の客車ではなく、

戦前、パリとフランス南部を結んだ、コートダジュール特急に使われていたらしい。


それが廃止になった後、

例の「懐かしのオリエント急行」といった列車の客車に使われていた模様。


そんな訳で、戦前の、本物の「オリエント急行」と同時代の豪華客車だけれども、

俗に言う「オリエント急行」の客車… ではない。



話を、この車の内装に移そう。


コートダジュール特急として、ラリックがデザインした本物で、

壁面各所のガラスの造作物や、天井のランプなど、

なかなか凝っている。

テーブルの上のランプも、復刻品。

木部は、マホガニーとのこと。



古きよき時代から、ちょっとモダンになった頃の、

欧州の豪華列車ってこんなんだったのかなぁ~ と思えるのでした。

(なんせ、本物を知らないので… 苦笑)




一通り見学を終えて、


日本で言えば、昭和の初期の客車になるのだけれども、

どちらが良い・悪いではなくて、


やはり、欧州と日本では、

根本的な「センス」が異なる…

そんな風に思えた。


文化の、背景や歴史の違いみたいなものですかね。




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  1. 2017/06/26(月) 00:33:37|
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ハテナ?

20170625-01.jpg
#001


自分は、鉄道を趣味とする人間と自認しているのだけれども、

残念ながら、外国の鉄道については、不勉強で、とても心もとない。

そんな方は多いのではなかろうか。


そんな自分ではあるけれども、

豪華な客車列車の運行会社として、

米国のプルマンと、欧州のワゴン・リーの名前ぐらいは知っている。


さてさて、土曜日、あじさいの時期ということで、

箱根登山線に乗って夜のアジサイ見物に行こうという事になり、

そのついでに、

以前から、あることだけは知っていた、

箱根ラリック美術館の、オリエント急行の食堂車を見に行くことに。



で、行ってみると、

カフェとして営業していて、当日予約で少数人数のみ見られる…

のが通常だったはずで、

当日予約がとれて、見学できるか不安だったのだけれども、


現在、美術館では秋まで特別展を開催していて、

その関連の展示物として、

美術館のチケットさえ持っていれば、誰でも予約不要で、

自由に車内見学ができ、なんてラッキー。


冒頭のパチリは、その食堂車。



さてさて、この客車、

欧州の、バリバリのオリエント急行の客車かといえば、

よくわからない。


国鉄がJRに変わった頃、

日本にオリエント急行がやってきて、

日本中を走ったことがあったけれども、

この車は、その時に、日本にやってきた車らしい。



ちょうどこの頃は、

自分の人生で、多分、最も鉄分が薄かった時代で、

新聞で「オリエント急行がやってきた」ぐらいの知識しかなく、

詳細は知らなかったのだけれども、


今回、この車を見物して、改めて、勉強しなおした次第。



で、知ったのは、

あの時にやってきたのは、


スイスの会社の所有する、

「懐かしのオリエント急行」みたいな列車らしく

それらしい古い客車の寄せ集めだったみたい。



バリバリの「オリエント急行」そのもの…

と思っていたのは、間違いだったと気づかされた。


とはいっても、

オリエント急行を再現するために、

内部は、なかなかに豪華で、

調度品も、その時代の本物。


それで、ラリック美術館にある訳で、

それは、美術館の名誉のために特記するとして、

内部については別の記事にでも。


もしかしたら、寄せ集めでも、

この車だけは、本物なのかもしれない。



ただ、とにもかくにも、冒頭の記述に戻るのだけれども、


改めて勉強する以前の、自分のつたない知識でも、

「オリエント急行」といえば、

運行会社は欧州のワゴン・リーでしょうと思っていたので、


この車との初対面で、

でっかく「プルマン」と記してあるのが、

ハテナ?なのでした。



オリエント急行って、プルマンが運行してたの?

プルマン所有の車、使ってたの?


どなたか詳しい方、教えてください。


よろしくお願いいたします。



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  1. 2017/06/25(日) 02:57:42|
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馬面

20170601-01.jpg
#001


ずっとモ510形の話だったけれども、

前回登場したモ600形についても、少し。


600Vの美濃町線から、1500V区間を通って新岐阜直通を目論んで、

新たに作られた電車。

であるから、600Vと1500Vの両方を走れる複電圧車なのが最大のウリながら、

駆動装置などは、旧車の流用だったり、

ちょいと節約ムードの部分もある。


まぁ、保守・運行する側の慣れみたいなのが理由かもしれないから、

ずべて節約と決め付けるのも間違いかもしれない。


路面区間を走る新車が久しぶりに登場ということで、

登場時は話題になり、

そのことで、前回記事に記したローレル賞の受賞につながった訳だけれども、


自分は、当時、



「久しぶりに馬面の電車が登場した」



と思ったもんだ。


wikiによると、この馬面前面の幅は1660mmとか。

車体自体は、両端で絞られているので、

前面はこの馬面だけれども、車体中央部は2200mmほどあるらしい。



ちなみに、趣味人の間で、日本の馬面電車といえば、

ずばり、この電車

(花巻の馬面デハは、ブレーキは手ブレーキだ)



花巻のデハは、車体幅が1600mmだそうなので、

そこから絞られた前面は、さらに細く、

さすがの600形もこれには負けるようだ。



にしても、なかなかの馬面顔。

そのうえ、その細い馬面の中央に貫通扉を設置して、

運転も中央の扉ごし。


扉は当然、開閉できて、人が通れなければいけないけれども、

そこで、電車の運転もしたい…

さて、運転に必要な機器はどこに、どう設置するか…


無理に無理を重ねているところなぞ、

興味深い電車なのでした。



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  1. 2017/06/01(木) 22:13:12|
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表彰台

20170531-01.jpg
#001



引き続き、名鉄岐阜600V線保存車の記事。

美濃町駅に保存されている、

モ510形、モ600形の2両。


谷汲駅同様、美濃町駅も、文化財指定されている駅舎を含め、

駅が丸々保存されているので、

部分を切り取ると、今も現役… そんな情景。


ただ、電車線区間ながら、架線は撤去されているので、

2両とも、空に虚しくパンタグラフが上がっている。


架線がないと、本当に間抜けで、

なんとかを入れないコーヒー状態(古い)。

それだけは残念だ。



話は変わって、

この美濃町駅は、2両の電車の、いわば表彰台でもある。


鉄道趣味人の、日本を代表する集まりである、鉄道友の会から、

モ510形は、1987年にエバーグリーン賞を、

モ600形は、1971年にローレル賞を受賞した。


それぞれの賞が、どんな意味あいかは、検索して頂くとして、

そんな2両が並んで、美濃町駅に据えられ、保存されている。



同一地区の、似たような用途の電車が表彰される…


忘れ去られようとしているけれども、

昭和の終盤から、21世紀にかけて、

趣味人からの注目度が高かった路線と車両達だった。



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  1. 2017/05/31(水) 02:13:42|
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黎明期

20170530-01.jpg
#001


前記事で紹介した、

モ512号の運転台。



ブレーキにコントローラー、そして圧力計とシンプルそのもの。

速度計も無い。


コントローラーは、写真を縮小するとわからないけれども、

上面にウェスチングハウスの刻印。


この電車は、元々は直接制御で、

初期の日本の電車ではおなじみの、

デッカー系の英国製のコントローラーを装備していたようだけれども、

揖斐線で連結運転をするために、

この、WH製の間接非自動進段の制御器に取り替えた。


つまり名鉄の区分で言うところの、HL車の仲間。



ウエスチングハウスは、

今話題の東芝の債務超過?の原因である、

あの原発子会社のご先祖。


当時はアメリカでも有力な機械メーカーで、

鉄道関係では、電気機器とブレーキ関係でメジャーな会社だ。



今現在、新幹線を筆頭に、日本の鉄道技術は、

世界に誇れるレベルなのだけれども、

今から100年も前には、

海外から技術を移入しなければ、

電車の一台も動かない…



短い間隔で次々にやって来る都市の電車、そして新幹線、

そんな華やかなものの裏には、

すぐそこに、こんな時代があった、



古い古い電車を見ながら、

そんなことを噛みしめる。



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  1. 2017/05/30(火) 15:43:45|
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趣味は楽し

20170529-01.jpg
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前回記事のパチリは、

谷汲駅に保存されているモ514号だったけれども、

同じ510形ながら、

こちらは美濃町駅に保存されているモ512号。



後付っぽい扉上のドアエンジンカバーとか、

運転台窓上の各種スイッチなどなど、

ゴテゴテ感満載で、

70年以上にわたり現役だった電車の歴史を感じる。


運転台の仕切りと天井の梁の接続部の補強の金具とか、

天井の梁の木工品の造作など、

明治以来の木造車の色香濃く、

大正生まれの初期の半鋼製電車として、興味深い。


512号の表記がある天井の横梁の造作を、写真で見返していて、

「あれ、もしかして、元々は二重屋根?」と思って、

慌てて色々調べてみるものの、

落成時の写真も見つかず、

そんなことを調べられるほかの資料も見つからず、

もう一度写真を見返して、


これは微妙な段差で、普通の丸屋根にも見えるので、

不問に付すかとも思ってみたり。


でも、あきらかに、縦梁2本の間の天井は、

微妙に両肩の天井よりも高さがありそうで、

余計なことを気にしなければ良かったと、

後悔するしかない状況なのでした(苦笑)。



安楽マニア。あ~、趣味は楽しい(笑)。


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  1. 2017/05/29(月) 08:59:51|
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510

20170528-01.jpg
#001


鉄道趣味人に、

「510で連想するのは?」と問えば、

多くの趣味人は、この電車を思い浮かべるのではないか。


モ510形。

この古典的な電車の形式。


大正生まれの電車が、ほぼ原型のまま21世紀まで現役で、

その上、それが零細な地方私鉄でもなく、

大手私鉄の名鉄の電車だった…


これだけで、趣味人の記憶に残るには十分だったと思う。



ただ、では「名車」であったかどうかは、少し怪しい。



戦前の、日本の電車の黎明期から、数々の名車はあった。

新京阪のP-6、阪和のモヨ100などは、

誰しもが認めるところだろう。


それらに比べて、モ510形は、

美濃の片隅に生まれた、当時としてはごくごく普通の電車であり、

仕様その他に、特別な新機軸など微塵もない。


ごく普通の電車なのだ。


ただ、形態的には、

5枚窓の曲面の前面に、楕円形の戸袋窓、

そんなところがチャームポイント。




名車ではないけれども、

この小型で好ましい姿の丸窓電車が、

広く親しまれていたのだけは間違いない。



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Nikon D750+TAMRON 70-200mm F2.8 Di VC USD G2 (Model A025)
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  1. 2017/05/28(日) 02:29:49|
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