新NOBUNOBU写真談

1枚の写真からの四方山話

超小型オーバーフロー水槽製作メモ

20140716-01.jpg
#001

ここのところの記事の主役、
自作の超小型オーバーフロー水槽について、

備忘録を兼ねて、製作記録を記事にしてみました。


そんな訳で、冒頭の写真は、
並べた材料。

●近所の100円ショップで仕入れた、
プラケースが2つ。

サイズはタテ・ヨコが大体9cm、高さが8cm。

底のレース文様は不要だけど、
お店にクリアーなのは置いてなかったの、これで…

まぁ、底砂を入れちゃえば見えないからね。

フタ付なのはとってもありがたいけれども、
かぶせ式なので、水が出るのを防ぐ点では好ましくはなかったり…

ただ、生体の飛び出し防止には効果的だろうから、

ないよりは、ある方がいいのでした。

同じものを2つ使って、
上を水槽、下を濾過槽にする算段。


●左側のブラシ立ては、上をちょんぎって、
濾過槽の濾材入れに使用予定。

20140716-02.jpg
#002

底にスリットがあるのがミソ。

上から水を落とせば、
中に入れた濾材を通って、下に抜ける算段です。


ここまでの3点が、今回の製作用に仕入れた材料。

3点で300円+消費税24円、合計324円。



その他は、アクア道楽で蓄積した、遊休資材箱から持ってきたブツ。


●右側の水中ポンプは、
コトブキのMINIBOXフィルターで使われているもの。

多分、普通に手に入るアクア用品の中で、
最小クラスの水中ポンプではないかと思ってチョイスしました。

ちなみに写真では、
エアチューブのエルボに合うように、

水の出口に短いスリーブパイプを装着済みで、

これで径を小さくしています。

※このスリーブパイプも、遊休資材から見つけてきた出所不明の短パイプだったり…

●左の透明パイプは、径が10mmぐらいのパイプで、
オーバフローの落水用のパイプとして使用予定。

出所不明ですが、
もしかしたら、エデニックシェルトの長~い取水パイプを、
短くした残りかもです。

●緑のホースは、エーハイムの9/12mmホースで、
あることに使う予定でしたが、

最終的に試験してみたら、芳しくなくて、
仕様変更して、使わなくなりました。

見なかったことにしてください(笑)

●シリコンのエアチューブと、エルボは、
水中ポンプから、水槽への水の戻し用。

そんな細いもので役に立つのとの疑義がありましたが、

小さいながらも10cm程度は揚水しなければならず、

今回チョイスした小型の水中ポンプでは、
試験したところでは、これ以上太いパイプだと水が上がらないのでした。

それと、
メンテのために、柔軟なパイプは、非常に重要だったりなんですが、
その点は後述。

ちなみに、エルボは、最終的に3つ使っています。


●写真のもの以外には、

・濾材

ウールマット、パワーハウスのソフトタイプのリング、
あと粗めのスポンジ(エーハイムの2211用の水色の奴)

・オーバーフローパイプを2重にするためのパイプ

底面フィルターのエアリフト用の、
二重になっているパイプをちょん切った残りもの(径が18mmぐらい)

・ゴム足の代用で、片面糊付のウレタンマットの端切れ

以上で、全ての資材です。




資材のメモが終わったところで、
次は、配管…



20140716-03.jpg
#003


いきなりですけれども、
こんな感じです。

●エアチューブは、
濾過槽内の水中ポンプに配管して、

下部の濾過槽の水を、上部の水槽に戻します。


●左側がオーバーフローの落水部分

細い内側のパイプの上端から、下に、
オーバーフローして水が落ちる、一般的な構造です。

パイプが貫通しているところは、
水が漏れないように、シーリングは完璧に。

自分は、接着も兼ねて、
バスコークの防腐剤抜きのタイプを愛用してます。

ちなみに、水の表面張力は、結構パワーがあって、
落水パイプの上端高さが水面高さにはなりません。

落水パイプ上端よりは水面が
だいたい5mmぐらいは、表面張力で高くなるぐらいの余裕をみないと、

思わぬ水面高さになるので、

落水パイプの上端高さには注意したほうがいいかもです。


●外側のパイプ

今回の水槽では、外側の太いパイプは固定されていません。
置いてあるだけ。

2重になっていて、長さの調節ができます。


上の写真では、まだ加工していませんが、


20140716-05.jpg
#004


パイプの下部を水が抜けるように、
ニッパーで、ギザギザに加工しています。

これで、

外側パイプを、底砂の中に差し込めば、

水は、底砂を抜けてから、外側パイプと内側パイプの隙間を通って上昇、
内側の落水パイプの上端から下の濾過槽に落下するようになります。

簡易な底面濾過機能を付加することができますね。


また、外側パイプを底砂から抜いて、
底砂の上に置くようにすれば、

底砂面のところから、ギザギザスリットを通って、水が吸い込まれるようになり、

ゴミが溜まりやすい、底面から水を吸うようにできます。
ゴミとり機能を重視するならこの形で。

またまた、外側パイプを抜いてしまえば、
内側の落水パイプの上端から、上部の水が下にそのまま落ちます。


20140716-06.jpg
▲左から、外側パイプを 底砂の中に挿す・上に置く・なし の時の水の流れ





●外側パイプを固定しないので、
用途に応じて、使い分けができて、色々便利かもと思って、
こんな仕様にしてみました。


●そうそう忘れずに…

足がわりに、1cm四方のウレタンマットを下部濾過槽の底面四隅に貼り付け。

水槽部の底面四隅にも、
なにかの衝撃で、上部の水槽部がずれて傾いたり、落下するのを防止するために、
5mm四方のウレタンマットを貼り付けてあります。

あと、写真では見えませんが、

濾過槽の後部上端に、
水中ポンプのコードを出すための切り欠きを少々…

ヤスリでやすってもいいですが、
リューターでチュンチュンして完了です。




20140716-04.jpg
#005


さてさて、実際に組み上げた姿がこちら。

上をちょん切ったブラシ立てに濾材をつめて、
落水パイプの下部に設置。

濾過槽底面に、粗めのスポンジを入れておけば、

濾材を抜けた水は、ブルーのスポンジ部分を通って、
水中ポンプ下部から吸い込まれて、

上面の水槽に運ばれます。


今回は、生体にエビ類を想定してるので、

オーバーフロー部は、外側パイプを底砂の中につっこんで、
底面濾過型にしてあります。

そんな訳で、底には
濾過・メンテを考慮して小粒の石を入れてみたり…



メンテナンスは、

上部の水槽部を持ち上げて、

下部濾過槽から、まず濾材容器を取り出して、
水中ポンプに突っ込んだエルボを抜いてしまえば、

水槽部と濾過層部の上下が綺麗に分離できます。


作業をするために、水槽部を持ち上げる必要がどうしてもあって、

この時に、柔軟なエアチューブが役に立つ算段。


配管を固定パイプでする方が見た目は美しいのですが、
ここはメンテ優先で…

ちなみに、上部の水槽内のパイプは、
エアチューブである必要はないのですが、

径の細いパイプ探してくるのが面倒になって、
エアチューブで代用してます。

ここは、見かけを重視するなら要改良ですね。




そんなこんなで出来上がった超小型オーバーフロー水槽。

現状、からまわし中ですが、

音はほぼ無音で静か、
濾過水の流量も、サイズ的に適当と見受けられ、
なかなかいいかも…と結構気に入ってたり…


おまけ的な「フタ」も
写真ではパチリするためにはずしてますが、
これはあると便利で、通常はフタしてます。



備忘録も兼ねて、今回製作した超小型オーバーフロー水槽の、
製作記を記事にしてみました。


小さい水槽は、
とにかく、細々としたところまで目が行って、

色々面白かったり…

濾過槽まで入れても、容量は合計1リットルぐらい…
この小さな小宇宙の、
今後はどうなることか楽しみにしています。


■#001~#005
Nikon COOLPIX P300
詳細省略

こうやって備忘録にすると、さらっと記せるけれども、
実際は、使い勝手とか色々考えて、
試験や試行錯誤を色々してるもんだということが、よくわかったり…

☆2015/12/25追記:現在、この水槽は、さらにシンプルに改良されました。
検索エンジンで、直接本記事ご訪問の方も多いかと思いますので、
よろしければ、こちらの最新改良型の記事も、是非ご覧ください。
メンテのし易さなどを考えて、シンプルを極めたつもりです。


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  1. 2014/07/16(水) 16:38:40|
  2. 【9cmオーバーフロー水槽】
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